本日、2度目のFPの勉強会に参加してきました。
SGグループ 「SG遺言・相続・成年後見研究会」です。
前回は司法書士の先生が講師をして下さいました。
今回は、税理士の先生が相続税に関して説明してくださいました。
今回のテーマは「宅地と株式等の評価」がメインでした。
相続税については私の専門分野でもあります。
試験勉強歴2年、相続申告歴2年半のわたくしですが、
試験を終わると、実務でやらない部分については意外と忘れているんです。
それを、このような勉強会で復習する。
実務は突然やってきますので、常に勉強しておくことですぐに対応できますから
とても良い集まりだと思います。
今回は時間がなくて解説がありませんでしたが、
「取引相場のない株式」の評価は実務でも大変よく使います。
中小企業が多い日本。
中でも同族会社が多いので、事業承継問題に絡んで、株式の贈与や相続の問題が発生します。
その時の時価が問題になるんです。
相続はまぁ、分かりやすいのですが、
贈与となりますと、この時価の判定が難しかったりします。
生前贈与したいのに、贈与税発生してしまうから出来ないというケースも多いです。
わたしたち税理士は、事業承継から相続まで全体を通してベストな方法を皆様と一緒に探ります。
税金が発生するからNG.
というのではなく、相続後まで考えたベストな案を法律家としての立場で考える事ができるので、
不安を感じている方は一度税理士に相談してみたら良いかと思います。